わたしたち「せんば鎮守の杜芸術祭実行委員会」は地元出身者を主体としたボランティアの集まりです。
「大阪の中心部『船場』の地から新しい文化・芸術を発信したい!」という思いを胸に2005年より活動を始め、芸術性の高い“オペラ”公演を主軸に、様々な音楽・文化芸術を通じて活気ある街づくりを目指しています。
活動としては、船場の氏神様として人々の心の拠り所である鎮守の杜、坐摩神社(いかすりじんじゃ)を舞台として毎年10月に「せんば鎮守の杜芸術祭」を主催しています。
せんば鎮守の杜芸術祭は二部構成となっています。
昼の部は「音楽祭」として、地域の文化・芸術団体によるコーラスや器楽演奏、 また若手オペラ歌手の育成を目的とした演目や、出演者全員による全体合唱などが行われ、日頃の成果を披露いただいております。いろいろな音楽、文化芸術に触れることで文化向上、地域の輪を神社で結び広げることを目的としていることから、「えんむすび」をテーマにしております。
夜の部は「芸術祭」として、幽玄なかがり火に照らされる中、法村友井バレエ団とオペラ歌手による本格的なオペラを味わい触れることができます。
舞台が神社の境内というのが珍しいかもしれませんが、昔から神社は地域のコミュニティの場であり、鎮守の杜から新しい文化が発信されたことは少なくありませんでした。
新しい文化の発信地として船場の氏神様 坐摩神社で開催できることにとても大きな意味があると感じております。
実行委員長 佐久本 昇